ヘリコプターの墜落事故で死亡したイランのライシ大統領の葬儀が始まりました。
国営メディアによりますと、ヘリの墜落により死亡したライシ大統領やアブドラヒアン外相ら8人の葬儀は、事故現場に近いタブリーズで21日、営まれました。
広場には多くの市民が集まり、ライシ氏らのひつぎを見送りました。
葬儀は場所を変え、3日間にわたり行われるということで、この後、ひつぎは首都テヘランに移されました。
最高指導者ハメネイ師らが祈りをささげた後、ライシ氏のひつぎは出身地の北東部マシュハドに埋葬される予定です。
国営メディアは悪天候が事故につながったとの見方を伝えていますが、イラン当局は20日、墜落現場に代表団を派遣し、原因などの調査を始めました。
新しい大統領を選ぶ選挙は来月28日に行われることが決まっていて、今後、国内で政治的な駆け引きが活発化する見込みです。

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