台湾の新しい総統に頼清徳氏が就任したことを受けて、林官房長官は「頼総統のもとで、日台の友情のさらなる深まりに期待をしている」と述べました。
林官房長官
「8年間の任期を終えて退任されました蔡英文前総統に敬意を表するとともに、頼清徳総統のもとでの日台の友情の更なる深まりに期待をしております」
林官房長官は、日本と台湾との関係について「基本的価値を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する極めて重要なパートナーで大切な友人」としたうえで、「日台間の協力と交流の更なる深化を図っていく」と述べました。
蔡英文政権で副総統を務めた頼清徳氏は、かつて「台湾独立」を口にしていましたが、現在は蔡前総統と同様に「現状維持」を主張しています。
ただ、中国は依然、頼新総統を「独立勢力」とみなしていて、1月の総統選以降も軍事面、経済面などで圧力を強めています。

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