ロシア国防省は軍が攻勢を強めるウクライナ北東部ハルキウ州で、この1週間に12の集落を制圧したと発表しました。

ハルキウ市長によると17日、ロシア軍の攻撃により3人が死亡、28人が負傷しました。

プーチン大統領は「州都ハルキウを占領する計画はない」としていますが、緩衝地帯をつくることを目的にハルキウ州への攻勢を強めていて、ロシア国防省はこの1週間で12の集落を制圧したとしています。

一方、ウクライナメディアによるとゼレンスキー大統領は、国境から最大で10キロ前進された地点があると認めたものの、「ウクライナ軍は状況を安定させた」と強調しました。

また、南部オデーサ州でもミサイル攻撃があり、ウクライナ国家警察によると1人が死亡、8人が負傷しています。