3月の家計調査が発表され、2人以上の世帯が消費に使った金額は1.2%減少しました。13か月連続のマイナスです。

総務省が発表した今年3月の家計調査によりますと、2人以上の世帯が消費に使った金額=消費支出は31万8713円となり、物価の変動を除く実質で去年3月より1.2%減少しました。前の年を下回るのは13か月連続です。

長引く物価高で家計が節約志向を強めていることが要因の一つで、交際費は20.9%減少しました。

また、平均気温が高かったことで暖房需要が減り、▼電気代は19.2%▼ガス代は9.3%減少しました。

一方、合わせて発表された2023年度の消費支出は前の年度より3.2%減少し、物価高の影響で3年ぶりにマイナスに転じました。