「ポスト石破」を決める自民党の総裁選が告示され、5人の戦いが始まりました。各候補が「訴えたこと」、そして「訴えなかったこと」とは。

自民党総裁選告示 ポスト石破をめぐる5氏の論戦

ポスト石破の座をめぐり、顔を揃えた5人の候補者たち。自民党の総裁選が9月22日、告示され、本格的な論戦が始まりました。

演説会に先立ち、都内の神社で必勝を祈った小林元経済安全保障担当大臣。

小林鷹之 元経済安全保障担当大臣(50)
「今回、自民党を一つにしながらも、その前面に出ていくのは若手なんだと、世代交代なんだと。チャレンジャーとして思い切ってぶつかっていきたい」

約1時間後には、高市前経済安全保障担当大臣の姿も。

高市早苗 前経済安保担当大臣(64)
「総裁選挙にかける意気込み、半端なものではありません。根底から日本をしっかりと強い経済、そして強い国土を持った国にしたい。そのための経済成長を訴えてまいります」

茂木前幹事長は街頭での演説に臨みました。集まった支持者の中には、アイドルさながらのうちわを手に声援を送る人も。

茂木敏充 前幹事長(69)
「日本を再生する、自民党を再生する。その目標は2年。そして次の世代にしっかりとバトンを渡していく」

一方、菅元総理や加藤財務大臣ら重鎮に囲まれ、出陣式に臨んだ小泉農水大臣。2024年9月の総裁選の結果に触れ、こう意気込みを語りました。

小泉進次郎農水大臣(44)
「1年前の総裁選の投開票日のことを思い返しておりました。思い出したくない日です。必ず勝つために全身全霊を尽くします」

また、今回で3回目の挑戦となる林官房長官は…

林芳正官房長官(64)
「厳しい状況の中でのこの党の、この国の舵取りをできるのは誰か。林芳正しかいない。この気概でしっかりと頑張ってまいりたい」