イスラエルとイスラム組織ハマスの交渉をめぐり、イスラエルのネタニヤフ首相はアメリカのブリンケン国務長官に戦闘終結を含む合意は受け入れないと伝えました。
アメリカメディア「アクシオス」によりますと、ネタニヤフ首相は1日、ブリンケン国務長官との会談で人質をめぐるハマスとの交渉について、戦闘終結が含まれる合意は受け入れないと伝えました。また、「ハマスが人質解放の代わりにガザでの戦闘終結を要求し続けるのであれば、ラファへ侵攻する」とブリンケン国務長官に伝えました。
一方、ブリンケン国務長官は会談後、「民間人を守る効果的な計画がない限りラファでの作戦を支持しないが、そのような計画はまだ示されていない」と話し、引き続きイスラエルと協議していく考えを示しました。

イスラエル軍の攻撃続くガザ 全土で53人死亡、高層建物含む16棟破壊 米国務長官はカタール攻撃やガザ情勢協議のためイスラエル到着