今月解禁された「日本版ライドシェア」。本格的なサービス開始を前に世界的な配車アプリを手がける企業が配車システムを公開しました。
きょう、都内で行われたのはUber Japanが「日本版ライドシェア」で運用する配車システムの実演です。使うのはスマートフォン用のアプリ。アプリ上で「自家用タクシー」を選択し、しばらく待つと…
記者
「きました。白ナンバーの自家用車ですね」
近くにいるライドシェアのドライバーに依頼が通知され、自家用車を運転するドライバーが客のもとへ向かいます。
乗車前に定められているのがアルコールチェックと安全管理を行うタクシー会社との間の点呼です。
タクシー会社の社員
「12時4分、今ですね、アルコールチェックしたデータが上がってきました」
今回導入された日本のライドシェアではタクシー会社が運転手と雇用契約を結んで運行を管理する仕組みとなっていて、こうした安全管理が必須となっています。
Uber Japan 山中志郎 代表
「安全の確保が日本・世界のモビリティでも、とても大切、一番大切です。(安全管理を)しっかりやったか確認して初めてオンラインになれる仕組みを導入した」
Uber Japanと共同で事業を行うロイヤルリムジンによりますと、現在はサービス開始に向けて申請を行った段階で、開始は今月8日以降を見込んでいるということです。

AIの将来に暗雲、膨らむ支出に8000億ドルの収入不足-ベイン試算