日本銀行は、きょうの金融政策決定会合でマイナス金利政策の解除を決める見通しです。金利を引き上げれば、2007年以来、17年ぶりとなります。
日本銀行は、きのうに続いて、きょうも金融政策決定会合を開きます。
連合が先週発表した、ことしの春闘の賃上げ率が5.28%と33年ぶりの高い水準だったことを受け、日銀は大規模な金融緩和策の柱であるマイナス金利政策を解除する見通しです。
マイナス金利を解除して金利を引き上げれば、2007年2月以来、17年ぶりで、日本の金融政策の大きな転換点となります。
日銀は昼ごろに結果を公表し、植田総裁が午後に記者会見を開いて、決定内容などを詳しく説明する予定です。

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