ロシア国防省は、ウクライナと国境を接する2つの州でウクライナ側の越境攻撃の試みを阻止したと発表しました。これに対し、ウクライナ側で戦うロシア人武装組織は越境攻撃をし、集落を制圧したと主張しています。
ロシア国防省は12日、西部ベルゴロド州とクルスク州でウクライナ側の越境攻撃の試みを軍とFSB=連邦保安局が阻止したとして、60人を殺害し、戦車5両を破壊したと発表しました。
これに対し、ウクライナ側で戦うロシア人の武装組織「ロシア義勇軍」などは、2つの州に対し越境攻撃を行ったとする声明をSNSに投稿。クルスク州の集落を制圧したと主張していて、情報が錯そうしています。
一方、西部イワノボ州で12日、ロシア軍の輸送機イリューシン76が墜落しました。
ロシア国防省は離陸直後にエンジンの1つが炎上したとしていて、タス通信は搭乗していた15人全員が死亡したとの当局者の情報を伝えています。

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