およそ半年にわたって国際宇宙ステーションに滞在していた宇宙飛行士の古川聡さんが、無事、地球に帰還しました。

去年8月からISS=国際宇宙ステーションに長期滞在していた古川聡さんら4人の宇宙飛行士が搭乗したスペースXの宇宙船「クルードラゴン」は、日本時間午後6時50分ごろ、アメリカ南部のフロリダ沖に着水しました。

古川さんはISSを離れる際、「ほぼ6か月半の滞在はあっという間でした。帰還はうれしくあり寂しくもあります」などと挨拶。

その後、18時間あまりかけて、無事、地球に帰還しました。

古川さんが宇宙に滞在するのは2011年に続き2回目で、ISSでは新薬の開発に関する実験や将来の月面有人探査などに向けた技術実証などに取り組みました。