今年1月の消費支出は前の年の同じ月より6.3%減少しました。11か月連続のマイナスです。

総務省が発表した今年1月の家計調査によりますと、2人以上の世帯の消費支出は28万9467円となり、物価変動を除く実質で前の年の同じ月に比べ6.3%減少しました。前の年を下回るのは11か月連続です。

「食料」は2.7%の減少で、16か月連続の減少となっています。長引く物価高の影響で家計からの支出を抑えていることが要因とみられます。

また、ダイハツ工業が自動車の認証試験の不正問題で国内生産を停止したことなどを受け、「自動車などの購入」が30.4%と大幅に減少したことも響きました。