パレスチナ自治区ガザで食糧不足が深刻化するなか、アメリカ軍は人道支援物資の空中投下を始めました。

アメリカ軍は2日、ヨルダン軍と合同でガザへの人道支援物資の空中投下を2時間にわたって行ったと発表しました。アメリカ軍のC130輸送機3機からガザの海岸線に沿って3万8000食以上の食糧を投下したということです。

バイデン大統領はSNSに「支援物資の量は到底十分ではない。より多く届けられるよう、全力を尽くす」と投稿しました。

ガザ地区では、イスラエル軍の攻撃が続いていて、保健当局は2日、南部ラファへの空爆で11人が死亡したと発表しています。