トランプ大統領に解任されたアメリカ疾病対策センターのモナレズ前所長は、ポリオや百日咳など現在予防できている感染症がアメリカで再び流行する可能性があると警告しました。
疾病対策センター モナレズ前所長
「子どもたちが、本来であれば苦しむ必要のない病気に苦しめられる可能性がある」
CDC=アメリカ疾病対策センターのモナレズ前所長は17日、上院議会の公聴会に出席しました。
このなかでモナレズ氏は、ワクチン接種に懐疑的な立場をとるケネディ厚生長官の政策をめぐり、「現在予防できている感染症が再び流行する可能性がある」と警告しました。
そのうえで、ポリオ、麻疹、ジフテリア、百日咳の流行の可能性を指摘しました。
トランプ大統領は先月27日、ワクチン政策をめぐりケネディ長官と対立していたモナレズ氏を疾病対策センターの所長就任からわずか一か月足らずで解任しています。

旧統一教会・韓鶴子総裁の聴取終了、疑惑を否定 前政権との癒着めぐり