学校といえば楽しみの1つが「給食」だったという方も多いのではないでしょうか。その中でも、県内独自のメニュー「チキンチキンごぼう」。いまでは飲食店などでも提供される、山口県おなじみの料理ですが、どのようにして給食になったのでしょうか。始まりに関わったのは、活力と優しさに満ちた女性でした。
給食の定番メニュー

「チキンチキンごぼう」。一口サイズの揚げた鶏肉とゴボウを、しょうゆや砂糖などで甘辛く味付けした料理です。給食でも定番メニューで、特に山口市内では慣れ親しんだ味という人も多いのではないでしょうか。給食を楽しむ小学4年生6人に好きなメニューを聞いてみると・・・。

「チキンチキンごぼうです」
「アジフライです。揚げ物はカリッとして、いろんなものがおいしい。それで、チキンチキンごぼうなどが出ておいしい」
「カレーが大好きです。2番はチキンチキンごぼうですかね」
「チキンチキンごぼう!ゴボウがこりこりしておいしい」
「チキンチキンごぼうです」
「チキンチキンごぼう・・・」
話を聞いた6人中4人が「チキンチキンごぼう」が1番好きなメニューでした。人気なのは、子どもたちだけではないようです。
大歳小学校・山縣雅弘教頭
「ちょうどいいかたさのゴボウと鶏肉とがうまく絡み合っているところ、そういうところがとっても大好きですね」