山口県田布施町の児童が16日、田植えをして育てたコメを地域の人に直接、販売しました。

コメを販売したのは、田布施西小学校の5年生21人です。450グラム入りのおよそ120袋を販売しました。袋には、児童からのメッセージなどが添えられています。

コメは学校の伝統行事になっている「田んぼアート」をつくるため、児童が6月に田植えをしたものです。田んぼアートは田布施町が合併70周年を迎えたことから数字の「「70」と「おにぎり」のデザインで10月に稲刈りをしました。袋には、赤米など色が違う3種類が入っています。児童は呼び込み、販売、会計とチームに分かれて手際よく販売していました。

児童
「初めてで緊張するけど、みんな買ってくれるのででうれしい」
「気持ちを込めて売るのも楽しいし、ちゃんとお客さんと話し合うのもすごい楽しい」
「お客さんたちの笑顔を直接見て、あぁ売ってよかったと思えるのでうれしいです」

多くの買い物客が訪れ、およそ1時間で売り切れました。田布施西小では、来年も田んぼアートに挑戦ということです。