食料品の価格高騰などにあえぐ市民の暮らしを支えようと山口県防府市は「おこめ券」と市内で使える「商品券」を支給することにしました。
おこめ券の支給は県内で初めてで、12月議会で議案が審議されます。
池田 豊防府市長
「市民全員12万人弱ですけど、1人あたり3000円分のおこめ券および2000円分の商品券を支給いたします」

防府市が支給するのは国の重点交付金を活用した「おこめ券」3000円分と市内で使える2000円分の商品券です。
事業費は6億8900万円で開会中の12月議会に補正予算案を出します。
また、公立の小中学校の給食無償化や、未就学児1人あたり1万円分のクーポン券の支給に2億4200万円も計上しています。
子ども食堂や高齢者施設などおよそ300の施設に1施設あたり100キロのコメを支給する事業に4000万円など7つの事業で、合わせて15億8300万円の物価高対策や子育て支援を行うとしています。













