山口県は15日、周南市の焼き肉店で食中毒が発生したと発表しました。
県・生活衛生課によると、5日に店で食事した会社員の17人のうち、6人(男性5人・女性1人)に下痢や発熱といった症状が出ました。店が提供したのは、焼き肉(カルビやタン、豚肉や鳥肉、ホルモンなど)、ユッケ、チジミなどです。6人は医療機関を受診し、全員が快方に向かっているということです。周南環境保健所が検査したところ、原因となったのは「カンピロバクター」でした。
周南環境保健所長は、15日午後3時から18日いっぱいまで、食品衛生法に基づき営業停止を命じていて、店の内外の清掃や消毒、食品衛生管理の改善を指導しています。
県内では、今年度、今回の発生を除き、11件の食中毒が発生しています。県は、加熱して調理する食品は、中まで火が通るように十分に加熱することなどを呼びかけています。













