この取り組みを進めるうえで教員の理解と協力は欠かせません。
田布施西小学校 藤田守弘校長
「やはり一番は、この取り組みをして変わったのは教職員だというふうに思っています。そのなかで一番成果があったのは、やはり教職員のチームワーク力がすごく向上したというふうに思っています」

週に1度、教員が集まって情報共有会を開いています。
児童のどんな行動が良かったのか、気付いたことなどを情報交換し児童との接し方に役立てます。
男性教員
「ちゃんと座って応援してたのがいいなあと思って撮りました」
「聞く側の聞き方もとっても良かったな思ってて、うなずきながら聞いていたりとか、あー確かにという声も聞こえてきたので」
取り組みを通して、教員自身も児童との向き合い方が変わってきたといいます。
1年生担任 中本早苗教諭
「できるだけ子どもの活動する時間、学習する時間を長くするように私が長くしゃべる時間を減らそうと思って頑張っています」

5年生担任 有田泰征教諭
「出来ていない子ばかり目がいってしまったのが、出来ていない子もいるけど出来ている子もいるその出来ている子もしっかり褒めようという見方が変わったかなと思っています」

濵田かおり 教務主任
「(最初は)つい注意してしまうというのはあったんですけれどでもやっぱり気になる子たちもいいところがあるはずだと見ていったのでそっちの子のほうもいいとこちょっとしたいいことだったり、ほめていったら結構注意することも減っていったので」