「エロイカより愛をこめて」などの作品で知られる、山口県下関市出身の少女漫画家・青池保子さんの60周年を記念する原画展が、下関市立美術館で開かれています。故郷では初めての個展開催。思い出の地を巡りながら、その思いを聞きました。

40年以上愛される最大のヒット作
東西冷戦を背景にしたスパイアクションコメディ「エロイカより愛をこめて」は、青池保子さんの最大のヒット作。エロイカと呼ばれる怪盗、グローリア伯爵とNATOの情報将校エーベルバッハ少佐の主人公2人は、1977年の連載開始から今なお熱狂的なファンに支持されています。
この2人が下関市の赤間神宮を背景に描かれたカラーイラストは、今回の個展開催のために特別に制作された書き下ろしです。

北九州市から・ファン歴45年
「12年ぶりの『エロイカより愛をこめて』の書き下ろしに、もう、感動しました、もうその一言です。青春時代からずっと読んできましたので」