山口県内に本社を置く企業の社長の平均年齢は60.6歳で、過去もっとも高いことが民間の調査会社・帝国データバンク山口支店の調査で分かりました。
県内に本社を置く9162社を調査しました。その結果、去年12月時点の社長の平均年齢は60.6歳で、過去最高となりました。全国では25番目の高さですが、1990年の54.7歳と比べると6歳近く高くなっています。70歳以上は25パーセント以上を占めました。
業種別では「不動産」が63.1歳で最も高く、次いで「卸売り」「小売り」「運輸・通信」がいずれも61.8歳でした。
帝国データバンク山口支店は「地域経済の維持・発展には経営者の世代交代のみならず、事業承継の支援策のさらなる充実、新たな起業家の育成サポートなども欠かせない」と指摘しています。