イラン情勢の悪化を受けて、山口県内でもガソリンの価格が上がっています。

客からは、諦めや不安の声が聞かれました。

防府市や山口市などでガソリンスタンドを展開する村重石油。

中村周 記者
「イラン情勢の悪化による原油価格の高騰を受けて、こちらの店ではレギュラー、ハイオク、軽油、それぞれけさ28円値上げしました」

1リットル当たりの価格はレギュラーガソリンが185円、ハイオクが196円、軽油が177円です。

村重石油 村重昂典 常務
「われわれとしてもなかなか苦渋の決断ではあるんですが、この28円、過去最大級ぐらいの値上げというところで世界の情勢によって影響を受けるのが、今の日本の難しいところなんかなっていうふうには思ってますね」

「コスト転嫁しないと安定供給にも影響する」ということです。

石油情報センターによりますと、3月9日時点の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は160.9円。

7週連続の値上がりです。


「紛争が終われば、安定するでしょう。こればかりはね、しかたないですよね」

村重石油では値上げの前にLINEなどで客に周知することにしています。

村重石油 村重昂典 常務
「昨夜はこのお店の外にも車の列ができるぐらい、殺到するようなこともありましたので、やっぱり値段は下がってほしいはお店としても思ってます。そのうえで何よりも安定してほしいってところですね」

政府は3月19日の出荷分から新たなガソリン補助金の導入を決め、ガソリン価格が170円を超える分は全額補助する方針です。

石油情報センターは「全国的に来週前半まで値上がりが続き、石油の備蓄の放出や補助金の導入で後半からは落ち着く可能性がある」とみています。