“非着用”は“着用”の約17倍の衝撃が頭に…実験映像を見ると

こちらは、JAFが行った実験の動画です。

地面に叩きつけられた頭が跳ね返っている様子がみてとれます。

この実験では、ヘルメットを付けていない場合、付けていた場合のおよそ17倍の衝撃が頭にかかるということです。

山形県内で起きた自転車事故の死因のうち、6割以上が頭部のけがによるもの。

着用しないと死亡リスクはおよそ2・6倍になるということです。

JAF山形支部・柏倉保さん「脳挫傷だったり、脳に損傷があって後遺症もそうですし、最悪の場合には死に至るというふうな、そういうリスクというのは間違いないですね、ヘルメットをつけていないことによって」

JAF山形支部の柏倉保さんは、自転車に乗る人は必ずヘルメットを着用してほしいと訴えます。

特に考えてほしいのが、自転車を乗る上での「責任」です。

JAF山形支部・柏倉保さん「実は自転車も車両の仲間なんですよね。軽車両という分類になっていて、どうしても免許がいらないから、手軽に乗れてしまう。ルールを守るという意識も少ないというのが今までの現状だったと思うんですよルールだから、捕まるからヘルメットをかぶるって意識ではなくて、自分の身を守るためにヘルメットをかぶるっていう、そういう考え方をしてもらいたい」