東京商工リサーチによると、(有)中山ぶどう園(上山市中山5330、設立1993(平成5)年2月17日、資本金1000万円、齋藤信明社長、従業員3名)は、12月23日付で山形地方裁判所より破産開始決定を受けた。破産管財人には向田敏弁護士(むかいだ法律事務所、山形市旅篭町3-3-42、電話023-666-6840)が選任された。

負債総額は約9850万円。ただし精査中のため、その後変動している可能性がある。

中山ぶどう園は、個人時代を含め100年以上の業歴を有するブドウ苗木専門(接木苗)の栽培業者で、法人化以降は近隣・県内農家にとどまらず全国各地へと販路を広げ、最盛期となる2010年前後には年商1億円超を上げていた。

しかし営農環境の悪化等から主要顧客となる果樹農家の減少が続き、後退局面を辿ってきたほか、昨今は長雨・猛暑・凍霜等の天候不順も追い打ちを掛けて売上急減を強いられ、赤字決算の頻発を招いてきた。

少数・小規模経営に徹して建直しを模索してきたものの、2026年6月期も商勢に回復は見られず、これまでの負債が重くのしかかる中で資金繰りは限界に達し、今般の措置に至った。