■「行方不明になっている子を思い出して助けた」 少年たちを突き動かした理由とは…
子どもが行方不明になった事件をニュースで見たことがあったという2人。
ひとりで泣きながら歩く女の子に声をかけることは、ごく自然のことだったと言います。

太田詩生くん(10):
「行方不明になっている子とかを思い出して、助けました」
女の子発見からおよそ30分後。2人の前に現れたのは、以前学童でお世話になっていた先生でした。

たまたま近くを通りかかった際に、泣いている女児をあやす2人を見つけ、心配になったそうです。
その後、女の子は無事、警察に保護されました。日の入りの時刻までおよそ1時間となった中での発見、保護でした。

■男子小学生の行動に警察も感謝状 「思ったよりも緊張しなかった」
そして、2022年10月7日。愛琉くんと詩生くんの2人には、警察から感謝状が贈られました。その時の感想を聞いてみると・・・?
太田愛琉くん(11):
「いつももらっている表彰状より、思ったより重かった。あと、思ったよりも緊張しなかったということ」
太田詩生くん(10):
「えっ、緊張したって言ってなかった?」
太田愛琉くん(11):
「緊張はしたけど、意外に緊張しなかった」
太田詩生くん(10):
「なんか、写真の光るやつ(=フラッシュ)が目がチカチカして痛かったけど、なんか嬉しかった」
そんな気取らない2人に「将来の夢」を聞いてみました。
太田愛琉くん(11):
「ユーチューバー!それか宇宙が好きなので宇宙飛行士。詩生は?」
太田詩生くん(10):
「なんかしたい!」
太田愛琉くん(11):
「なんかしたい(笑)。なんかしたいのね」
今後の2人の成長が楽しみですね!