命をつないだ湧き水

道路の寸断で集落が孤立し誰も助けに来られない日々が続きました。そんな中、かろうじて命をつなぐことができたのも湧き水があったからだといいます。

嘉藤アナ:「あ、こちらですか!現在も使っていますか?」

南志見地区に住む女性:「使っています」

嘉藤アナ:「水はやっぱりまだまだ・・・」

南志見地区に住む女性:「うん、まだまだこない・・・こないですね。ここはなかなかこないから・・・」

自宅は、壁や天井がはがれ一部梁が傾くなどの被害が。自治体が主体となって被災した建物の被害程度を確認する「応急危険度判定」すら行われていません。

南志見地区に住む女性:「街中の消失したところがまず先だから、そのうちかなと思いながら。気長に待っていたいと」

電気は1週間前に通りましたが未だに電話やインターネットは使えず外部と連絡をとることもできません。取材をしていると、近くに住む住民がやってきました。

嘉藤アナ:「卵洗うのですか?」

近くに住む住民:「ゆでたまご!お食事。水が来ないから」「この前地震があった時も、みんなで水を借りて、炊き出しをして。本当に孤立で、輪島も行けないし、こっち(珠洲市方面)も行けないし」

嘉藤アナ:「じゃあ本当に、救いの湧き水」

近くに住む住民:「本当にこれが救い救い」

志見地区に住む女性:「これがなかったら生きていけない」

嘉藤アナ:「今なにが一番困っていますか?」

南志見地区に住む女性:「本当は水が来てくれるとありがたいですけれどね。こればっかりは気長に待つしかない。通ったらラッキーと思わないと…」

湧き水は今もこの集落の生活の支えとなってはいるものの洗濯やトイレ、風呂も通常通り使えない状態が続いていて一日も早い復旧を願わずにいられませんでした。