能登半島地震から1か月。富山県内で最も被害の大きかった氷見市の復旧はどこまで進んだのでしょうか、被災地の今を取材しました。

記者:「こちらの家屋の持ち主の方ですか?」
男性:「はい、そうです。住んでいました」

2月1日、氷見市姿地区。倒壊した家屋が市道をふさいでいます。男性は所有する建物4棟が地震の被害にあい、このうち母屋と納屋は全壊したといいます。

男性:「1階の屋根の部分ですね。ここは。押しつぶされたんですね」

1階の屋根と、2階の屋根が重なり合っています。

地震発生当時、男性は外出中で無事でした。しばらくの間、避難所に身を寄せていましたが、2週間前、氷見市内の借家に引っ越し、生活する場所を確保できるようになりました。

いま、必死で探しているものがあるといいます。