結果として客を守った “福袋” その後は…
元日の地震で、天井を支える飾り柱が落下したファボーレ。被害があった場所は、工事のための足場が組まれていました。

ファボーレ総合受付 多賀美貴子さん:「あの時の状況を思うと、もしかしたら腰が抜けちゃって動けなかったりしたら…という可能性もあるので、今思うとやっぱり怖いですね」

天井からの落下物によるけが人は奇跡的にいませんでした。なぜ落ちたのでしょうか。

ファボーレ総務部長 姫野芳明さん:「建物全体は耐震構造でつくられています。(しかし今回は)装飾的な部分が、思った以上の力で耐えらなくなった。たまたま当日は福袋を販売しておりましたので、福袋がちょうど壁みたいな形になって直接は落ちてこなかったんですね」


太陽の広場は、普段、飲食スペースが設けられたり、イベントが開催されたりして、多くの人が集まっています。

しかし地震当日は福袋の会場となっていたため、奇跡的に客の頭上に落下することは避けられました。ちなみに、あの福袋はどうなったのかというと…。
壊れたものは新たな商品に取り替えて、後日すべて販売したということです。
ファボーレ総合受付 多賀美貴子さん:「誰も傷つかなくて、犠牲になっていないのはよかったなって」

記者:「それは福袋のおかげ?」
ファボーレ総合受付 多賀美貴子さん:「そうですね。本当に1日の福がそこに来たみたいな感じですかね」

ファボーレでは、2月中に天井の補強工事を終え、太陽の広場を再開したいとしています。
