窓ガラス割った行為に富山市長は…
中には学校側とトラブルになるところも…。北部中学校です。
近所の人:「4時20分ごろからそのぐらいだと思いますね。グラウンドの方に人が大勢集まっていると。どうすればいいですかっていう感じで私の方に電話があったものでガラスけ破ってでもいいからとにかく避難しろと。焦ってましたよね」
その後、校長と教頭から、こんなことを言われたといいます。
住民:「ガラス割った人がいる」「いきなりそのガラスのこと言われたんで。それ当然ですよって言ったら。『知りません』って。学校側はそういうのは知らなかったって」

住民:「校長先生が窓ガラス割れとるから何だかんだ文句言っていた」

そのとき何があったのか。学校側にも取材ましたが「話す立場にない」としています。実はこの地区では市が真っ先に避難すべき第1次避難所に指定していたのは北部中学校ではなく大広田小学校でした。
ここは津波の「指定緊急避難場所」にもされていましたが、海から1キロと近く2階建てだったため、不安を感じた住民たちが2次避難所の北部中学校に避難したのです。北部中学校は海からおよそ1.8キロの距離で4階建てでした。


住民:「第一次避難場所の大広田小学校は海側になります。わざわざ津波が来るのに小学校に逃げるばかはいません」「大広田っていうのは、これだけ平坦で海をかかえた校区なので、一番高い所って言ったら北部中学校ぐらいしかないんですよね」

命を守るためにやむを得ず、窓ガラスを割った住民たちの行為に市長は…。










