雪や大雨が降ると“床下浸水”の危険も
木村悟隆准教授:「ここが下がって、上がって、さらに家のほうは落ちてる」

住宅と道路の間に最大でおよそ70センチの段差があったといいます。

吉久地区の自治会長:「要注意とかいろいろ危険とか判定ですね赤が3件、黄色が35件、緑が11件やったと思うんですけどそういう判定ですね」

住宅と道路に段差ができた場合、り災証明の判定が 難しくなるといいます。どこを基準に測定するかで判定結果が大きく変わるというのです。

今後、雪や大雨が降るとこんな心配もあるといいます。
木村悟隆准教授:「床下浸水とかなりかねない問題も」

実は、この「吉久地区」は、2013年に作成された『富山県内液状化しやすさマップ』で、危険度が0から4の5段階のうち「危険度3」と指摘された場所でした。また過去に液状化が起きた“履歴”があったとの印もありました。