世界初の技術を産油国にアピール…
現在。生かされた命で歩みを止めなかった水木さん。脱炭素化が進むいま「アルミ水素」は注目を集めています。去年には持続可能な社会の実現に必要な技術開発を推進する「NEDO」の支援事業に採択されアルミ水素で湯を沸かすことに成功。

また、脱炭素強化を目的とした岸田総理の中東訪問にも同行。生き残りのため化石燃料以外にも目を向ける産油国に対し世界初の技術をアピールしました。

アルハイテック 水木伸明 社長:「いわゆるCという記号はなくて。エネルギーを使いながら持続可能なものでないと、子どもたちに良い地球を残していけなくなるような気がしてならないですね」
富山の技術が地球の未来を照らす、ひと筋の光となる日が…来るかも知れません。
化石燃料からつくる水素と異なり、アルミ水素の製造装置は電源不要で、移動も可能です。今回の能登半島地震のような災害時においてもいつでも、どこでも発電することができるんです。アルハイテックは事業化に向けて早急に進めていきたいとしています。