フジ・メディア・ホールディングスの清水賢治社長は、不適切な経費精算が確認されたとして、安田美智代取締役が辞任したと発表しました。

フジ・メディア・ホールディングス 清水賢治 社長
「心よりお詫び申し上げます。再発防止に向け、引き続きガバナンスの強化を図ってまいります」

フジテレビと親会社で取締役を務める安田美智代氏は2020年以降、会食費用や手土産など物品購入について事実と異なる経費精算をおよそ60件、100万円分行っていたということです。

本人も事実を認め、返金の意向を示し、きのう付で取締役を辞任しています。

清水社長は、ほかの取締役全員の調査を行い、同様の事案は確認されなかったとした上で、「再生改革に取り組む中で不適切な経費精算は断じて許されることではない」と謝罪しました。