収まる気配のない断続的な揺れ…。元日に起きた能登半島地震で、富山県氷見市も大きな被害がありました。地震から2日が経っても1万世帯が断水したまま…疲れも見え始める被災地に“スイーツで安らぎのひとときを”と、立ち上がった店がありました。第1回日本プリンアワードにも出場、1日で1200個も売れるという氷見市の人気プリン専門店が、被災者へプリンの無料配布を決断したのです。自身も被災しながら、無料配布に踏み切ったその気持ちとは…。

30の飲食店や土産店を楽しめる富山県氷見市の「ひみ番屋街(ばんやがい)」。液状化現象と断水でほぼすべての店が休業している中…。

プリン専門店マネージャー:「年始に売ろうと思ってたプリンが余ってきて、800個近くあったそれを無料で配布しよかなと思って…」

ひみ番屋町の関係者:『であれば、SNSに上げても大丈夫かな?』

プリン専門店マネージャー:「上げてもらって、それをシェアしてほしいなって…」