そもそも、国宝・勝興寺に伝わる「水の涸れない池」はなぜ枯れないといわれてきたのでしょうか…。その伝説と池の水のひみつに迫ります。

勝興寺観光ガイド・畑正信さん:「ここの奥に二上山という標高280メートル(の山があって)そこの水がここへ来ている。ですので、ずっと枯れない」

境内には、二上山からの地下水が流れこんでいて、その水が湧きあがって池の水になっているということですが、畑さんはこの暑さで湧き水が激減し、連日の厳しい暑さで池の水が大量に蒸発していることが原因なのではないかと見ています。

勝興寺観光ガイド・畑正信さん:「昔からの言い伝えではそこに彫ってある龍がここが水が枯れると雲を呼んでそれで雨を降らせるという言い伝えがあってこういう状態になると龍が水を降らす」

国宝に伝わる7不思議の一つ「水の涸れない池」はこのまま伝説で終わってしまうのでしょうか?関係者は完全に池の水が枯れてしまう前に「龍」が舞い降り恵みの雨をもたらしてくれると信じています。

勝興寺観光ガイド・畑正信さん:「雨降ってほしいですよね。この池と同じ、ほかの農業やっていらっしゃる方もものすごく雨を望んでいると思います。ぜひあの龍が雲を呼んで雨を降らしてほしいです」