ブレーキ踏んだり、アクセル緩めたり…
導入されてから900回以上運用されていて、300件以上のスピード違反を検挙しています。

富山県警 松崎憲治交通指導課次席:「今までやっていなかった場所で、取り締まり機材を置いて取り締まることで、ドライバーが機材を見て急に速度を落としたりですね、そういった抑止的な効果は十分に見られると思います」

これまでの固定式オービスでは、設置場所がわかっているドライバーはその場所だけ減速する可能性もありました。また老朽化のため、県内で従来の固定式のオービスは一般道から姿を消し、現在、設置されているのは、北陸自動車道にある2台のみ。30年ほど前と比べると、3分の1以下になっています。

記者:「今の車一度ブレーキを踏みましたね、オービスに気づいたからでしょうか」

しかし、設置場所を選ばない持ち運び可能な可搬式オービスは、ドライバーにとってまさに「神出鬼没」。取り締まりの様子を見ていると、突然現れたオービスに驚いたのか、ブレーキを踏んだり、アクセルを緩めたりする車が、多く見受けられました。