障害者アートのプロジェクトに注目・・・

坂本さんが注目したのが全国5つの地域で展開されている障害者アートのプロジェクトです。

障害のある人の文字や絵をフォントや柄にデザインしデータ化。企業などがダウンロードして商品に使うことができ、売り上げの一部は福祉施設に還元される仕組みです。

坂本さんがひとめぼれしたのがこの「とやまふぉんと」のひとつ、「トトふぉんと」。

富山県南砺市の多機能型事業所「花椿かがやき」の境仁志さんが縫った刺し子の文字をベースにしています。

花椿かがやき 坂田佳永子さん:「細かかったよね、これ」

記者:「これは誰に見せますか」

境仁志さん:「お父さん」

アルファベットの小文字には、定村晴美(じょうむら・はるみ)さんの刺し子も使われています。