障害のある人が書いた文字や絵を個人や企業に活用してもらうプロジェクト「とやまふぉんと」。

この取り組みから初めて商品が誕生しました。商品を手掛けたのは経営再建を目指す富山県魚津市の酒蔵、酒とラベルのコラボレーションに込められた思いとは・・・。

14日、富山県内の酒販店である日本酒が発売されました。

長岡酒店 長岡貴啓代表:「すごく優しいイメージのいい感じのラベルだなって思って、字体も相なんですけど、米の絵もすごくかわいいし、すごくいいなと思いました」

この酒を造ったのは富山県魚津市の酒蔵「魚津酒造」。赤字続きだった「本江酒造」を事業承継し、経営の建て直しを目指しています。

魚津酒造 坂本克己さん:「いろんな道具もないし、なかなか苦労続きなんですけど」

「魚津酒造」として新たな酒造りを任されたのは、杜氏の坂本克己さんです。

魚津酒造 坂本克己さん:
「チューリップテレビのニュースを見て、これはちょっとやってみたいなと思って。ひとつ何かきっかけになるようなものを作りたいなと思って。新たなチャレンジをしてみようかなと思ったときに、『トトふぉんと』」