富山湾の冬の味覚・ブリの記録的な不漁は年が明けても続いています。価格が高騰するなか全国からは注文が相次いでいて鮮魚店や自治体は、試行錯誤しています。

氷見市の番屋街にある鮮魚店・鮮魚次郎屋。

鮮魚次郎屋 狩野次郎さん
「今の年明けての価格にしては高い」

記録的な不漁が続くブリ。こちらの8.2キロのブリは6万5800円。この時期としては去年の倍の値段で店頭に並んでいました。

鮮魚次郎 狩野さん
「売る方も高くて心苦しい面もあるし何ととか仕入れ高い分、出来るだけ(価格を)抑えてはおるけどやっぱりちょっと限界」

氷見漁協によりますと、8日のブリの水揚げは102本。去年10月から12月末までの水揚げは80トンと、例年の4割にとどまっていてシーズン到来を告げる「寒ぶり宣言」も出ていません。

過去、宣言が最も遅かったのは2021年の1月6日ですが、ついにこの日を過ぎてしまいました。

それでもひみ番屋街には全国からほぼ例年並み注文が殺到。

しかし、ことしは「宣言」が出ていないため「ひみ寒ぶり」ではなく「氷見ブリ」として注文を受け付け全国に発送を開始しています。

ひみ番屋街 本多正樹さん
「今、不漁が続いておりまして、発送できない場合もあるというところをご説明したうえでご予約を承ってます。高い中でもお客様の中には高くてもいいから食べたいんですという声もたくさん頂いておりますので、ご理解を頂いた方には発送させていただいております」