３月23日、富山県は2023年4月の人事異動を発表しました。
富山県の知事部局や各行政委員会を含めた一般職の異動件数は1961人となりました。多様化する県政の課題にスピード感を持って対応するための異動の他、女性職員を管理職へ積極的に登用していて、課長級以上の職員484人のうち女性は91名。率にすると18.８％と昨年の同じ時期に比べて1.7ポイント増となりました。
人事や財政を所管する経営管理部長には、女性初となる総務省出身の南里明日香(なんり・あすか)地方創生局長が就任することになります。
南里氏は2006年に総務省に入省し、その後、外務省に出向。総務省自治財政局で勤務後、滋賀県に出向したあと、第一子を出産。2016年に総務省地域力創造グループ過疎対策室課長補佐、2017年に消防庁総務課などで勤務した後、富山県に出向。去年、県の経営管理部次長から地方創生局長に昇任していました。
