富山県内でインフルエンザの流行が拡大し、警報レベルに迫っています。
富山県によりますと、調査対象となっている県内48の医療機関で先週、報告のあったインフルエンザの患者数は1医療機関あたり29・85人で、前の週よりも増加し、県全体でも「警報レベル」となる30人に迫ってきました。

先週に引き続き富山市保健所と高岡厚生センター管内は警報レベルを超えています。

患者の85%が15歳未満の子どもで、先週の学級閉鎖は幼稚園と小中学校合わせて31施設にのぼっています。

富山県は、今後も患者数が増加する可能性があるとして、こまめな手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保、適切な換気の実施などの基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。
