楽しい実験や工作を通して子どもたちに科学の楽しさを伝えてきた北陸電力の「ワンダーラボ」が、26日、26年の歴史に幕を閉じました。

1996年にオープンした北陸電力の「ワンダーラボ」。最後の営業となった26日は、多くの家族連れでにぎわいました。
名物だった実験ショーの最後を飾ったのは気体の実験。ワンダーラボのスタッフは空気・二酸化炭素・ヘリウムの3種類の性質の違いを風船や缶を使って解説し、子どもたちの目を釘付けにしていました。

来館した子どもたちは
「ここで何回も何回も実験ショーを見せてもらったので本当に悲しいです」
「思い出の場所なのでとても悲しいです。二度と遊べなくなるのでもう一度復活して欲しい」


閉館セレモニーで、北陸電力の松田光司(まつだ・こうじ)社長は「親子三代で来てくださっている方も多く嬉しく思う。長い間ありがとうございました」とあいさつし、26年の歴史に幕を下ろしました。







