3年近く運休している富山・台北便は今年4月からの臨時便の運航が決まり、インバウンド復活への期待が高まっています。一方で、日本からの旅行に不可欠な定期便の再開には越えなければいけないハードルがあります。

富山県が招いたのは、台湾の旅行会社の社員など7人です。4月に台北臨時便が運航しますますの観光需要が見込まれることから新たな旅行商品の企画につなげてもらおうと実施しました。

この日の朝、一行は氷見市にある着物の縫製会社でミニチュアの着物づくりを体験しました。

参加者:「面白いけど難しい。30人以上で、時間も60分、40分の工程があれば人気になる」

参加者:「頭いっぱい入ってますから。帰ったら(旅行商品を)つくります」

富山・台北便は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年3月から実に3年近くにわたり運休しています。

今回、台北からの臨時便の運行が決まりましたが、今後の県内からの海外旅行需要にこたえるためにも定期便の再開が不可欠です。