「車両進入禁止」の標識があるものの…

2月16日、現場の漁港に氷見警察署の警察官2人と富山県の農林水産部水産漁港課の職員5人が訪れ、転落事故の原因を調査しました。

警察官:「漁業関係者以外は立ち入り禁止で(漁港入り口に)札はあがっているけども、夜間になれば暗くなって見えにくくなることもあるかと」

事故の原因の1つとして考えられるのが「漁港の入り口」です。

漁業関係者以外の車両の進入が禁止されたゲートが設置されていて、立ち入ることができないはずですが…。

地元住民:「歩いて入ってくるようになっている、だから散歩している人はいっぱいいる」

漁業関係者が頻繁に出入りするため、漁港の入り口は常に開いた状態になっていたのです。

さらに、“雪国富山”特有の原因もあるようです。

記者:「当時は縁石を超えるほどの雪が辺り一面に積もっていて、車両の進入を遮るものはありませんでした」