去年12月、富山市の認定こども園で園児を虐待したとして保育教諭2人が書類送検された事件で、市は園を運営する学校法人に対し15日付けで改善勧告を出しました。園長は今年度末で辞職します。
この事件は去年12月、富山市の認定子ども園・本郷町保育園で勤務していた20代の女性保育教諭2人が、1歳から2歳の園児4人に対し、暴行を加えた疑いで書類送検されたものです。

富山市は、特別監査の結果、園児に対する不適切な保育や園長が報告を受けていたにもかかわらず対応を怠った事実が認められたとして、15日付けで園を運営する学校法人に改善勧告を出しました。
勧告内容は▼法人としての責任の明確化と厳正な対処、▼原因の検証と再発防止に向けた取り組み方針の整理など3項目です。

勧告を受け風間宣夫園長は「子どもたちや保護者に多大なご迷惑をおかけし深く反省しております」とコメントを出しました。

風間園長は責任を取って今年度末で園長を退き、運営する学校法人の理事長についても書類送検された2人の処分が決まり次第、交代するとしています。










