最近の新型コロナウイルスの感染状況を受けて、富山県は10日から感染対策のレベルを現在の「感染警報」から1段階下の「感染注意報」へ引き下げます。

富山県は新型コロナウイルスの感染者数や入院者数の減少傾向が続いていることから、感染対策のレベルについて「感染警報」から「感染注意報」への引き下げを発表しました。

現在の「感染警報」は通常医療がひっ迫した状態を示す「レベル3」への引き上げを避けるための県独自の指標で、注意報となるのは去年11月26日以来です。

県によりますと、病床使用率は9日時点で25.8パーセントで、引き下げの目安となる30パーセントを6日連続で下回っています。

引き下げは10日からで、警戒レベルは警報時と変わらずステージ2のままです。

また、病床の確保数も現在のフェーズ3の500床からフェーズ2の254床に引き下げることも決まっています。

富山県 新田知事:「おかげさまでここまで来ることができました、ただまだまだコロナが続いていることは言うまでもありません。基本的な感染対策の継続をお願いいたします」