富山県内の去年12月の有効求人倍率は1・59倍と高い水準を維持し、新型コロナ対策の緩和やホテルの開業などで求人は増加傾向となっています。
富山労働局によりますと富山県内の去年12月の有効求人倍率は前の月から0・01ポイント増えて1・59倍と全国8位の高い水準を維持しました。
新規の求人は8249人と前の年の同じ月から6・2パーセント増加していて、なかでもリモートワークが減少し、外出の機会が増えてストッキングの受注が好調となった繊維工業で8割近くの増加、また富山市内の新規ホテル開業や全国旅行支援などで宿泊・飲食サービス業も3割増加しました。
一方、新型コロナによる雇い止めは、3事業所で29人、累計で1768人にのぼっていて富山労働局は「引き続き感染症や物価上昇が雇用に与える影響に注意する必要がある」としています。










