東北地方と北陸地方では、3日(木)は前線や低気圧の影響により、土砂災害や河川の増水・氾濫、低い土地の浸水に厳重な警戒が必要です。また、台風24号の影響も加わり、5日(土)にかけて西日本から東日本の太平洋側を中心に警報級の大雨となる見込みで、影響が7日(月)頃まで長期化するおそれもあります。
気象庁によりますと、台風24号は、3日午前3時には南大東島の南にあって、1時間におよそ20キロの速さで北北西へ進んでいます。中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心から半径280キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
また、前線を伴った低気圧が、北海道の渡島半島付近を東へ進んでおり、前線が東北地方の日本海沿岸、北陸地方の沖、山陰沖にのびています。東北地方や北陸地方では、局地的に激しい雨や非常に激しい雨が降って大雨となっている所があります。
台風24号は、このあと4日にかけて南西諸島に接近して北北西に進んだ後、動きが遅くなるでしょう。一方、前線は3日夜にかけて北日本から東日本や西日本を南下し、4日から5日(土)にかけて本州の南岸付近にほとんど停滞する見込みです。動きの遅い台風の東側を北上する暖かく湿った空気が前線に向かって流れ込み、大気の状態が非常に不安定な状況が続くでしょう。このため、5日にかけては、西日本から東日本の太平洋側を中心とする広い範囲で、激しい雨や非常に激しい雨が降り続いて総雨量が多くなり、これまでの大雨で地盤の緩んでいる地域では、少しの雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。台風の進路や前線の動向によっては、7日(月)頃にかけて大雨が続き、総雨量がさらに多くなる可能性もあります。










