自身も"見た目問題"の当事者

河除さん(2024年の舞台より)
「ジロジロ見られることに慣れている…?そんなわけないじゃない…心が折れそうになっても、心がちぎれそうになっても、一生懸命笑っているんじゃない!」

生まれつき「顔面動静脈奇形」という難病を抱える河除さん。

鼻の奥に毛細血管が絡まった塊ができる病気で、これまで40回以上手術を繰り返してきました。

物心がついたころから、はっきりと、差別や生きづらさを感じてきたといいます。

河除さん
「保育園のときは仲間外れとかも多かったし、『目つぶっとって』って言われて連れていかれて、『目開けていいよ』って言われて開けたら、下に誰かの吐いたゲボみたいながあって、その上に立たされとって…」

当時のあだ名は「アヒルのガーコ」。

フォークダンスで手を繋いでくれる子は1人もいませんでした。

河除さん
「いじめで自分が死にたいと思ったことはないけど、とにかく相手が憎くて、ほんとに1日1日乗り越えて耐えるしかない。この感情は誰にも言えなかった」