30日午後1時過ぎ、ユネスコの世界文化遺産に登録されている富山県南砺市の菅沼合掌造り集落で火事がありました。
火事があったのは、火薬の原料となる塩硝づくりの道具などを展示している資料館「塩硝の館」です。
火事に気づいた住民たちが集落に設置されている放水銃を使い、初期消火を行ったほか消防が放水を行い火は50分後にほぼ消し止められました。けが人はいないということです。
近くの土産店の従業員
「サイレンが鳴ってるのが聞こえたんで、外に出たら放水銃が何本か出てました。(火事は)初めてですね。訓練はずっとやってるけれども、本当に火がついたのは初めて」

愛知からの観光客
「たくさん消防車が停まってて、訓練してるのかなと思ったんですけど、本当に燃えてる。世界遺産が燃えててすごく驚いた」

イタリアからの観光客
「炎は見てない、煙だけ。ここで起こったことに心を痛めています」

南砺市によりますと、合掌家屋の棟の修復作業中、多数のハチがいたためスプレーと電気ラケットを使って駆除しようとした際、屋根のカヤに引火したのではないかとみられるということです。
火が出てから約2時間が経過した午後3時半、消火のための放水が概ね終わりましたが、作業員が建物の上部で焼けたとみられる屋根の解体作業をしていました。
修復作業中のため、塩硝の館には作業員だけで観光客はいませんでした。
警察と消防はあす31日に実況見分を行い、詳しい出火原因を調べます。












