無差別殺人を計画した疑いで53歳の無職の男が逮捕・送検された事件で、男は2008年に発生した秋葉原での事件を意識し犯行の準備をしていた可能性のあることがわかりました。

松山華音アナウンサー
「毛利容疑者をのせた車が富山西警察署を出ます」

殺人予備の疑いで逮捕・送検されたのは、滑川市上小泉の無職、毛利勝己容疑者(53)です。

身柄の拘束を続けるかを判断する手続きのため、14日、毛利容疑者を乗せた車が富山地裁に向かいました。

勾留請求が認められれば、最大10日間、身柄が拘束されます。

警察によりますと、毛利容疑者は、東京都内での無差別殺人を考え、凶器のナイフの準備と東京都行きの高速バスの予約をした疑いが持たれています。

11日に無差別殺人を計画している人がいるという情報を富山県警が入手し、毛利容疑者が浮上。

12日に自宅アパートで身柄を確保した際には、ナイフが入ったリュックサックが見つかり、高速バスのチケットは片道分しか予約されていなかったということです。

また、警察は毛利容疑者が2008年に発生した秋葉原無差別殺傷事件を意識して犯行の準備をした可能性もあるとみて捜査しています。

毛利容疑者は「物価高などによる生活苦等で死にたいと思い、東京で無差別殺人を行えば射殺されるか死刑になって死ぬことができると考え、東京行のバスを予約した」などと容疑をおおむね認めているということです。

警察は、計画的に無差別殺傷を企てていたとみて動機や経緯について調べています。