富山県高岡市でガソリンスタンドを運営していた有限会社マコト石油が、7月3日に富山地裁高岡支部より破産開始決定を受けたことが、帝国データバンク、および東京商工リサーチの調べでわかりました。負債総額は約5500万円で大半が金融債務とみられます。

マコト石油は1973年創業、1996年に法人改組されました。高岡市内で出光興産系列のガソリンスタンド「アポロステーション」1店舗を運営。フルサービスでの給油対応や灯油の配達サービスを展開し、地域密着の営業基盤を築いていました。

しかし、同業他社やセルフスタンドとの価格・サービス競争が激化し、売上は減少の一途をたどりました。

ピーク時である2015年6月期には約1億4000万円の売上高を計上していましたが、直近の2025年6月期には約5000万円にまで落ち込んでいました。

近年は売上激減に加え、代表者の高齢化と後継者不在という問題も重なり、これ以上の経営継続は困難と判断し今回の措置に至ったとみられます。